AH!広島ショップ
スポンサーサイト
--年 --月 --日 (--) --:-- | 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
NT4000のトランス
2007年 10月 07日 (日) 21:52 | 編集
AH !の誇るCDプレイヤー Njoe Tjoeb 4000 (以下NT4000)がもうしばらくすると販売中止となる。改めてこのCDプレイヤーを眺めるとこの価格にしては考えられないようなパーツや理論が盛りだくさんに詰め込まれている。たとえば真空管構成。DAC部とアナログ回路をカスタム設計。他社製品の真空管CDプレイヤーが出力バッファー段に対しのみ真空管を利用しているのに対し、NT4000は2本の双三極管を使用し、アナログステージはすべて真空管回路となっている。数々のグレードアップオプションもまた、よりリアリティを追求するに相応しい理論と性能を兼ね備えている。そして当店のベリヒテン(当店が誇る制振・表現力増大の特殊金属)もNT4000の音の表現力に力を発揮する。
当店のお客様も、ステューダA730や最新の国産CDプレイヤーと比較してもNT4000に軍配を上げている。
だがこのNT4000は全世界で残り数百台といわれている。欧州ではすでに販売中止、現在米国と日本のみの販売となっている。
そうしたNT4000であるが、驚くべきことに、発売中止になったにも関らずCDプレイヤーのレベルアップが図られる。それが今月末~来月より発売されるのが、真空管クロック専用の別電源である。
 (真空管でクロックを発振するユニット。真空管のリニアリティと低ノイズ特性で極めてクリーンで正確な波形が得られ、桁違いにジッターを改善するもの)
今当店でこの別電源の取り付け、試聴を行っている。結果としてはさらに音が生々しくなり、細かなディテールを表現するようになった。真空管クロックの一番の特長であるしまった低音とエネルギー感の放出が増大した。おそらくやわなスピーカーではこの明瞭さとエネルギーが完全に表現できないであろう。

 別電源トランスをきっかけに、当店ではひとつだけサンプルでこの電源トランスを上下にはさんでカバーするものをベリヒテンで作成した。ベリヒテンが電源に効果が高いのは、多くの人から評価を得ていることもあり、このカバーについてもある程度の効果は予想していた。だが、その変化は予想をはるかに超えていた。
このベリヒテンの有無を比較試聴するため、もともとある電源トランスへのベリヒテンの装着を試みた。
サンプルを使用したNT4000は内部をベリヒテンでチューニングしており、音のリアリティや滑らかさは充分に表現できていた。それが電源トランスをベリヒテンでカバーすることでさらに音の雑味が消失し、さらなる繊細で濃密なディテールを再現できるようになったのだ。これにはアップサンプラーをつけていなかったが、アップサンプラー装着と同様の細部にわたった表現力を得ることができた。まだたった一つしかない電源トランス用のカバーである。これを真空管クロック専用トランスにもダブルで取り付けるとどこまで明瞭度が上がるのか。工場をせかす日々が続いている。

AH!が音の追求に余念がないのと同様、当店もベリヒテンを用いたよりナチュラルで繊細な音の表現に試行錯誤を繰り返す日々が続く
スポンサーサイト
真空管クロック 試聴記 その6
2006年 11月 14日 (火) 12:48 | 編集
掲示板に真空管クロックとはAH! SuperTjoebClockのことであるか、とのご質問を頂いた。
問われて初めて気がついた。私はなんと勝手に書き綴っているのだろうと、反省しきりである。
ここで、いまさらながら、この製品について説明したい。
AH!Njoe Tjoeb 4000 CDプレイヤーはAH!のロングセラー商品。アナログ部を2本の真空管回路で構成し「最もアナログに近いCDプレイヤー」と世界に言わしめたプレイヤーである。
SuperTjoebClockは真空管でクロックを発振するユニットである。CDプレイヤーの元の発振器をこれに置き換えることでクリーンな波形を得られ、桁違いにジッターを改善する。すなわちCDの明瞭さと繊細さ、アナログの滑らかさと美しさを併せ持つことができるのである。
私は“クロックを”“真空管で”という驚きと敬意を持って“真空管クロック”(正確には真空管クロック付CDプレイヤー)とこれからも記載したい。
まあ、もっともTjoeb=Tube、すなわち真空管のことであるのだが…。
ではSuperを超とでも訳すか、というとそこはご愛嬌。
素晴らしすぎて、なんと接頭語につけていいのか見当がつかないのである(笑)。

しかし、この真空管クロック、極めてデリケートな深窓のご令嬢のようである。
その美しさを目の当たりにするまでに、なんと月日の要することか。
また、些細なことですぐご機嫌を損ねる。
「彼女のためならば…」とより美しい宝石を贈り(真空管のグレードアップ)、まとわる邪魔者を振り払った(berihtenによる振動清流対策)。
彼女は私が何を贈呈してもすぐ気に入ってくれることはない。
時間をかけてそれを吟味し、自分のものにしてゆくのだ。
そして私は、彼女に新しいドレスを贈った。(berihtenでのトップカバーの交換)。
彼女はこれをいたくお気に召したようで、その美声は美しさを極めたのである。

…と言った表現はオーバーにしても、この真空管クロックは調整に時間と手間がかかるのは確かである。微細で豊かな音を表現するので、調整しだいでどんどん音が変化をしてゆく。
わが店の真空管クロックはかなり落ち着いた音になった。
日々、細かな調整には余念がない。
UpSamplerをはめ込む接続の足の部分、ここははめ込みやすくするため少しゆるめになっている。そこを綿棒等で掃除をする。
Berihtenのトップカバーにより、さらに音が静かで厚みを増した。
まさに演奏者が目の前に現れたかのように、ひょっとすると小さなライブハウス以上のライブ感を表現しているのである。

追記だが、AH!は今後この真空管クロックをCDプレイヤーに標準装備する。
商品名はNT4000 Superbである。
訪問者の感想
2006年 11月 03日 (金) 23:58 | 編集
真空管クロックを取り付けて幾人かの人が我がショップを訪れた。
彼らは細かな音を聴きわける素晴らしい耳を持っている。
日々、オーディオシステムについて議論し、実践し、よりよい音を追求している。

O氏はジャズ好き・アナログレコード好きだ。
NT4000を持ちムラードの真空管をつけている。
彼にはUpSamplerを取り付ける前に聴いてもらった。
彼曰く、
「アナログともCDとも違う音がしている。低域が素晴らしく締まっていて、エネルギーと情報量が驚くほどでている。音にCDくさいところがない。アナログと比べると今までのCDプレイヤーは音が薄かった。レコードに例えるなら、オリジナルプレスと再発版以上の差を感じる。レコードでなくてもCDで十分かも…」

M氏は絵に描いたようなオーディオマニアである。
「今まで自分の装置では聴いたことのない音がする。ホルストの惑星、低音のドラムが鈍りがちだがまったく鈍らない。カーペンターズのヘレンの声の余韻感が素晴らしくきれいだ。リチャードのマスタリングがちゃちなものに聴こえる。音の細工が手にとるようにわかる。人の声が素晴らしい。思わず聞惚れる。」

I氏はミュージシャンだ。ギター・ドラム・ボーカルなんでもこなす。
またレコーディングエンジニアでもある。
「スタジオ録音がライブ録音のように聴こえる。マスターテープを超えた音になる。生演奏よりリアルになっている。まだ少し首を傾げたくなるところもある。おそらくもう少しするとおちつくのだろう。」


以上、簡単に感想をまとめた。


真空管クロック試聴記 その4
2006年 10月 31日 (火) 21:33 | 編集
真空管クロック付CDプレイヤーを聴き始めておよそ半月。
とにかくエージングに時間がかかり、なにか新たなことをするごとに音が安定するまでに数日を要する。

UpSamplerを取り付け、およそ100時間、その音のエネルギーとパワーに圧倒されはじめる。
この低域の量感も凄いが、低域のしまりは半端ではない。
これだけエネルギーと低域がでるとブーミーになり、部屋の影響を受けるはずだが、低域のしまりがよいとその影響を受けづらいことがわかった。
一音一音が明確に聴こえる。音に広がりと奥行きを感じる。
まさにスタジオ録音がライブ録音のように聴こえる。
マスターテープを超えた音だ!
そうしたとき、気がついた。
高域が割れている。
かすかなノイズが聴こえる。

システムの問題か、CDプレイヤーの問題か、それを確かめるべく他のシステムに移設することにした。
2つのシステムで試してみたが同様に高域の割れた音がした。
ということは、CDプレイヤーに問題があるとみられる。

他店では高域が割れるといった話はきかない。
うちとの違いはberihtenの有無である。
しかしberihtenはいらないものをそぎ落とすが、なにかつけたして音を変化させることはしない。
berihtenは使用することにより、装置が持っている本来のポテンシャルを限りなく引き出す。
そのため微妙な何かをリアルに表現しているのではないか

以前よりAH!のCDプレイヤーについて指摘されていた問題がある。
天板がチャチなのだ。
オリジナルの天板は薄くてたたくとひずみがある。
天板がハウリングしているのだ。(ただしかなり微細)
Berihtenはそれを拾って音を出してるのではないか。

しかし、本当に天板が原因のノイズなのであろうか。


以前から問題と考えいた天板を改良すべく、berihtenで天板を作成することにした。
この特注品がようやくできあがってきたので、それを取り付けることとした。
結果として、驚くべき改善効果があった。
もちろん高域の割れは消失した。
さらにエネルギーに溢れ、高域は静かになり、低域はしまりを増す。
だが、まだバーイン中であるのも明確になった。
圧縮された、今までにないきつい音がしている。

しかし、もう確信はある。
長いバーインのあとには、今まで聴いたことのないようなHiFiの世界になっているのだ。


次回はAH!広島ショップに訪れた3名の真空管クロック試聴談を取り上げる。
真空管クロック試聴記 その3  UpSampler顛末
2006年 10月 27日 (金) 00:10 | 編集
真空管クロックを鳴らし始めて4日。
そろそろバーインされてきたかと新品のUpSampler(以下US)の取り付けにかかる。
しかし、装着後愕然。
高域がきつい。ピアノが沈む。パーカッションが耳につく。ベースがもたつく。
ばらばらに聴こえてくる。
思わず、音を止める。

新品が悪いのかと使いなじんだUSを取り付けてみる。
先ほどではないにしろ、何かバランスの悪さを感じる。
US付の方が音は明確になり、エネルギーがあるのだが、それがかえってきつく聴こえるのだ。

いったんUSをはずしてみた。
そうするとバランスのとれた音楽が戻ってきた。
中域が存分に聴こえる。ベースの音も響いてきた。
だがやはり何か弱い。一音一音に物足りなさを感じるのである。

USはないほうがいいのか。しかし、USがあるほうが音に力強さは出る。
この時点でまだ音が変化の途中であることもあり、USなしで暫く聴く。

それから3日後、音が大分落ち着いてきたので、再び新品のUSを取り付ける。
驚愕。
前回US付けたときとはまったく違う。
というよりCDプレイヤーそのものがまったく別のものになった印象だ。
低域がしまり、高域はあくまで自然でどこまでもきれいに伸びる。
CDのきつさがまったくない。
アナログレコード以上に自然で厚みがあり、えもいわれぬリアル感が現れる。
生演奏以上に生々しいとはこのことである。
ある意味、オーディオが生の音を超えた瞬間に思えた。
音楽が素晴らしく楽しい。
昔、音の悪いCDだと思っていたCDも、素晴らしい演奏に聴こえる。
これほどの高域のエネルギー感と低域のしまりは、いまだかつて耳にしたことがなかった。
CDプレィヤーがスピーカーとアンプを凌駕すると感じた。

このことから考えられるのは、真空管クロックのバーインがすむまではかなりの時間を要する、ということだ。
少なくとも300時間、あるいはそれ以上かかるのではないか。

Berihtenを使用することで音質は向上したが、結局のところバーインはすんでおらず、音は日々変化をした。
USをつけることでそれが明確になった。
USをつけさらに時間を置くことが必要なのだ。

だが、また新たな問題点が発生した…
真空管クロック試聴記 その1
2006年 10月 18日 (水) 14:53 | 編集
昨日、待ちに待った真空管クロック付CDプレイヤーが届いた。
早速、試聴。
まずはともかく届いたままの状態で鳴らす。
システムは、プロローグ1+ジェンセンのフルレンジ。
うちではもっともシンプルなシステムだ。

その出てきた音はというと・・・
音は透明感が出て静かになった。細かな音までよく聴こえる。ナチュラルで音のつながりが素晴らしい。ヴォリュームをあげてもうるさく感じない。
あまりにも音が生々しく、奇麗すぎて、やや物足りなさも感じつつあった。

しかし、鳴らし続けて3時間、音は劇的に変化した。
今までのCDプレイヤーとは違う、アナログレコードとも違う、まったく新しい音楽再生装置。
サウンドステージが広がっている。
演奏者、歌い手の息遣いすら聴こえてくる。
低域がしまっている。中域も厚みがある。
けれども、音はまったくかぶっていない。その余韻感が心地いい。
CDにここまでの音が入っていたのか…、と思わず聴き入る。

だが、まだまだだ。
このプレイヤーのポテンシャルを最大限に引き出すには、調整は欠かせない。
真空管・ケーブル、システムのセッティングなどなど、
手を入れるべきところは枚挙にいとまがない。
AH!は小憎らしい。常に我らを試している。
「このプレイヤーからどんな音がきこえるかい?ちゃんと鳴らせることが君にできるかい?」

20061018145013.png


真空管クロックの基盤に
製作者の名前が印字されている 
(小さくて見えにくいが…)
まさに自信の表れ!


copyright (C) AH!広島ショップ all rights reserved.
designed by polepole...

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。