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ベリヒテンの成り立ちとその展開
2007年 11月 30日 (金) 23:46 | 編集
ベリヒテンが生まれたのはまったくの偶然と思いつきだった。
そもそもこの金属はオーディオとは全然縁のない産業で使われていた。ステンレスを基材にして複数の金属が混入する、硬度・強度を追及してつくられた合金だった。
「ただひたすら硬いから加工するのがすごく難しいんだ。」そんな愚痴にも似た製造者の言葉が、私の耳に残っていた。
これをオーディオのインシュレータとして使えないだろうか?
世の中にはチタンや石英そのほか様々な素材のインシュレータがある。硬いことを売りにしているものも中にはあった。だからというわけではないが、試作品として方形のインシュレータを作ってみることにした。
そしてこれが思いのほかオーディオの音を変化させたのだった。滲みが薄れ、音のつながりが良くなった。それまでもやもやとしていたものがすっきりと取り払われた、そんな感覚だった。その後試行錯誤を重ね、現在のようなネジ止めの形になっている。

装置の下においてこれだけ変化するのなら、ケーブルにも応用できないものか?
インシュレータとして使用していた円筒形のものの中にケーブルを通してみることにした。するとこれがまた音をより際立たせるほうに変化したのだ。そうしてケーブルスタビライザーは完成した。

この金属でなんとも不思議なのは、どんなに重ねて使っても音に金属のくせがのらないことだった。インシュレータとして下におき、底板をこの素材で作り、ケーブルに何本スタビライザーを通しても、音はますますクリアに繊細になっていった。それどころか皮肉にもその装置の、ケーブルの特長を際立たせる結果となってしまった。普通、金属には固有の音色がある。アルミの音、銅の音、その素材を使えば使うほど素材の音が音楽にのる。しかしベリヒテンにはほとんどくせがなかった。ベリヒテンをつけたケーブルを聞き比べると、ベリヒテンの音が聴こえるのではなく、ケーブルの音が聴こえた。アンプ、プレイヤーもまた然りだった。どんなにベリヒテンで固めてもベリヒテンの音にはならない。そのアンプの固有の音、プレイヤーの固有の音が冴え渡るのだ。
ベリヒテンを使うことで「音がなまった」という人も中にはいる。だがそれはベリヒテンのくせではない。装置のどこかに問題点があり、ベリヒテンによってそれが際立ったのだ。これがベリヒテンの大きな特徴のひとつだ。装置のくせを明確にしてしまうのだ。

これだけ音がクリアになるのなら、電源部分にも効果が期待できそうだ。そうした思いで作ったのがコンセントプレートだ。
もちろん私もウエスタンエレクトリックのような古いものから、最新鋭のものまで様々なノイズカットトランスを使用している。決して安くはないし効果もある。だがベリヒテンのコンセントプレートはそれらを超えて効果を発揮してくれた。さらに驚きなのは、ノイズカットトランスの出口側・入口側のどちらにつけても同様の効果があるということだった。ノイズカットトランスといえど、完全にノイズを消去しているとはいえないのではないだろうか。このことはもちろん私の所有するノイズカットトランスに限った話ではなく、多くのトランスに試した結果のことだ。ベリヒテンには磁場を消す能力があるのではないだろうか。ゆえにこれほど電源に効くのではなかろうか。

では果たしてなぜこの金属にそのような力があるのか。
正直なところ、私にもそのメカニズムはよくわかっていない。
あるとき県の工業試験場にベリヒテンを持ち込み、検査を行ってもらった。車のバッテリー部分にベリヒテンを装着し実験を行った結果、サーチライトは明るさを増し、電圧計の針が15から13Vに下がった。しかしこれだけだった。所詮町の片隅の小さなオーディオ屋。検証実験にそんなに資金を割り当てられるものではない。
しかし、ここから推察されるのは、優れた整流あるいは清流効果。そうした効果を期待して、私を含め、私の周りのオーディオマニアはいろいろなアイデアを出した。

確かめる術は自分たちの耳。幸い私の周りには音に対して優れた感性を持っている人間がそろっていた。
そしてベリヒテンを使い続けることで、知らず知らずに自分たちの音に対する感受性が鋭くなっていた。ベリヒテンは付帯なものを取り除き、本来の音を際立たせる。それ自身にくせはない。そうした音を聴き続けると、そのケーブルの、アンプの、プレイヤーの、スピーカーのそれ自身の音に近づくことができた。自ずと線一本、ツィータひとつの交換に敏感になることができた。
その中から、自分の好きな音を追求していくようになった。

今、ベリヒテンはルームチューニングや楽器の振動対策にも応用されつつある。
制振効果の応用として、チェロのエンドピンの製作依頼があった。楽器の調律師がベリヒテンについて人づてに聞いたようだった。私には思いもよらない、それでも納得のいく依頼だった。そのエンドピンは広島交響楽団のあるチェロリストから絶大な支持を得ることとなった。また音楽高校にあるピアノ(ベーゼンドルファー)のインシュレータとして使われてもいる。
自ら録音スタジオを造っているミュージシャンが録音用マイクスタンドやルームチューニングにベリヒテンを用いている。より自然でリアリティに満ちた音楽をとることができるという。
こうして、ベリヒテンは私の予想をはるかに超えた音楽の分野に広がろうとしている。

音の追求に終わりはない。敏感であればあるほど、細部が気にかかる。
「神は細部に宿る」というが、細かな変化に一喜一憂するほどに、ゴールの遠さも感じるのである。
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Comment
この記事へのコメント
未だ実験応用されてない所!!
それは人体ですね(笑)

オーディオ、電気周りにこれだけ効果があるのなら、微細な電気信号により脳からの指令で動く人体にも効くはず。といことで本気でベリヒテン・ブレスレットが欲しいという人がいます(笑)

アスリートが付けているチタン・ネックレスで効果があるのだからベリヒテンならもっと効果ありそうです(笑)

なんにしてもベリヒテンは謎多きモノですね。
2007/ 12/ 01 (土) 14: 23: 57 | URL | Nil by Mouth # 2Qh9LJ0A[ 編集 ]
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