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アナログレコードとコンパクトディスク
2008年 02月 20日 (水) 16:01 | 編集
アナログレコード(以下アナログ)とコンパクトディスク(以下CD)、未だにこの二つについて議論する人は多い。どちらがどう優れているのか、音の良し悪し、機器の良し悪し。最近はそこにSACDも加わる賑やかさである。
それでも最終的にオーディオファイルたちはアナログに憧れ、アナログに軍配をあげる。それはやはりアナログのもつふところの深い魅力なのであろう。斯く言う私も今またアナログレコードを少しずつ買い足している。
CDにくらべると何かとアナログは手間がかかる。スイッチひとつで音が出るCDとはまるで違う。そのかかる手間にアナログの醍醐味はある。
レコード一枚を突き詰めてみる。ジャズ系で言うなら東芝EMIのブルーノート版、それよりもブルーノートのセカンド・サードアルバム、それよりの初回発売オリジナル版のほうが音が良いと思う。クラシックで言うならデッカやコロンビア等のヨーロッパの1960年代のオリジナル版。それよりもっと良いと思えるのがステレオでなくてモノラル版。それよりさらに私が鮮度が高いと思えるのはHMVの蓄音機などで聴くSP版。そこまでいくと、確かにレンジは狭いし、新しい音楽ばかり聴いている人には古めかしい音に聴こえるだろう。だがしっかりした蓄音機で聴くSPの音は私は本当に素晴らしいと思う。その時代の空気感が古い音には確実に詰め込まれている。音楽性が高く、本当に人の声がする。楽器も本当にそこで鳴っているような味わいのある音がする。アナログを極めたいと考える人であれば、是非ともSPを聴いてもらいたいものだ。
古いものに学ぶことは多い。単純なアナログとCDの比較にしても、である。音楽を聴くことについてもっと簡便に、もっと鮮やかな音をと進化した結果のCD。だがときにアナログに向き合うことで、音を極めることの原点に立ち返ることができる。
アナログは音を出すためにいくつかの道具と手順が必要で、これら如何によって音が良くも悪くもなる。個性も出る。アーム・カートリッジ・イコライザーなどのハードの選択。オリジナル版を探し求めるソフトの選択。音を出すこと、選択したものを聴きわけることは、それに要した手間と時間に比例して、楽しくもあり、音に敏感にもなる。アナログにかけた手間と時間とその耳は、CDの再生にも生きてくる。何をいい音と感じ、どのようにその音を表現するのか。それがまさに私の言うところのオーディオの調律である。
私も実は少し前までそういった意味でCDよりアナログのほうが好きだった。音楽性もあると思っていた。

それを一変させたものがある。NT4000に真空管クロックを取り付けたものだ。このCDプレイヤーはアナログを再生させるのと同じくらい、場合によってはそれ以上に繊細で、奥の深いプレイヤーだ。このクロックはCDのデジタル臭さを消し去った。アナログのような温かみと生々しさが再生できる。音だけではない。このプレイヤーは手を加えることによりどこまでも進化をしていく。Upサンプラーや別電源をつけるといったオプションももちろん音を変化させる。NT4000の躯体の弱さはコストパフォーマンス故だが、これを克服するとさらに音の鮮やかさが増してくる。
そして言い忘れてならないのが、NT4000は真空管を使用したCDプレイヤーであるということだ。真空管の交換は自分の好みの音を追求する簡単な方法である。しかしこの“好みの音を出す真空管”を探すことは、当然ながら骨が折れる。
また、細かい音まで再現するこのプレイヤーは、昔のCDを改めて鑑賞する楽しさも持っている。久しく聴いてなかったCD、大量生産の廉価版のCD、それらのCDから今まで聴いたことのなかったこまかなディテールが聴こえてくるようになったのもNT4000のプレイヤーだからできることだ。

アナログとCD、どちらがどう優れているという議論は終わりがないし、意味もないと私は思う。大切なのはそれぞれをどこまで追求し納得のいく音を再生させることができるのか、それにむける情熱を持ち続けることができるのか、ではないだろうか。
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