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AH!のめざす音
2008年 05月 25日 (日) 17:30 | 編集
今日、いまのこの瞬間、久々に「いい音だな」と思えた。
コーヒーをゆっくり飲みながらの至福のひと時。
私はクリフォードブラウンという交通事故で早世したジャズトランペッターが好きで、この人の演奏が自宅で納得する音で聴きたいと思い続けてきた。
そのクリフォードブラウンがすぐそこで演奏してくれているような、そんな気分にようやくなれてきた。

先日から当店の玄関の試聴室に次々と新製品が投入され、いままでここで聴いたことのない音が繰り出されている。
当店を訪れた人ならご存知だろうが、オーディオを玄関ホールに設置しているのだが、それを聴くのは隣のリビングなのである。それが凄く心地がいいのだ。
いい音だと思える音は数多く聴いてきた。しかし今回の音は今までのそれらとは少し違う。いい音であることに間違いはないが、音楽が楽しい。コーヒーを飲んでいても、他の事をしていても、すーっとそっちに耳が傾いてしまう。演奏家の表現したかった意図が手に取るようにわかる。
現在この玄関ホールに使っている装置はミスティルA11、プロローグ8、スピーカーは20センチのメンデ(フィールドSP)にベリヒテン平面バッフル、電源ケーブルはトリプルジャバラ、SPケーブルはKB10ダブルジャバラ、インターコネクトは幻となったシルバーリボンジャバラ、もちろんオフセットキラーもつけている。
であるからして、悪い音が出るわけがないのだが、今までこういう聴こえ方をしたのは初めてなのだった。

オーディオ的音とはかけ離れた音で、楽器的な音がする。聴きやすく、音がうそっぽくない。作られた見よがしな音でもない。これは音域を論じるべきものではない。数値などというものさしは必要がないのだ。そして、ニアフィールドで聴かなくとも満足のいく音。あえてオーディオ的な表現をすると、いままで聞いたことのないようなスピードの出る音だ。にじみがなく濁らない。どこまでも澄み切った、なのに柔らかく力強い。遠くまで音が届く。どこにも属されないような音。

日本のオーディオと海外のオーディオの評価基準はかなり異なることをご存知だろうか。
日本も最近ウェスタンエレクトリックなどが流行ってそれなりに古い音も評価されるようになったが、それでもやはり、高音が強く低音が遅い現代的音を支持する人は圧倒的に多い。家電量販店の高級オーディオルーム、そこに置いてあるオーディオ雑誌と取扱商品を示す付箋。評価基準の貧しさを感じざるを得ない。
当店に「私は高額なSPを持っていて、楽しんでいる」という電話があるが、そういう人と音の聴きどころの話をすると、漠然とした話にしかならない。よく私が言うように、低音のスピードとか、音の響き、にじんでいない音とは、エア感や普通の音、そうした話にはなかなか出来にくいし、そういう聴き方もしていない。
価格の0の数はものさしではないのに、これがいまの日本のオーディオ界の現状なのだろうと思う。

かく言う私も、最近になってようやく自身がオーディオの音の表現の仕方とか、聴き方とかがはっきりと話せるようになったし、なにがよいものかもわかるようになった。
昔の名スピーカーやAH!の装置を聞いていると、世界のオーディオファイルが求める音の傾向が理解される。AHのマーセル氏やドイツのHIFIコレクターとか、ごく一部のかなりレベルの高いオーディオファイル達が、求める音だ。
当店にお付き合いいただくお客様も、その音の評価をしてくれるようになった。当店に初めて来ていただくお客様でも、以前よりも評価をいただくことは多くなった。
ただ、瞬間聴いただけでは理解が難しく、何時間か聞いてもらってはじめて、音のスピードや滲みのなさ、楽器的な音に理解がいく。
当店のお客様は、そういう聞き方をして、自身の装置のレベルを上げて楽しんでいる。しかし、そういう人も個性はある。好きな音の傾向はある。好きな音の傾向を大切にしながら、よりいろいろなジャンルのものに、興味が出てくるし、理解しようという傾向にある。
例えば、ジャズしか聴かなかった人が、クラシックを聴くようになったり、ジャズ・クラシックが好きで、ロックを聴かなかった人がロックを聴くようになったりと、視野が広がっている。それは不思議な現象のような気がする。

AH!のめざす音、それはオフセットキラープロにも象徴される。
オフセットキラープロはある意味、オーディオファイルを二分する装置だと私は考える。この音の変化が、楽器的音が好きな人と、オーディオ的音が好きな人が分かれる気がするのだ。オフセットキラーの音は染み入る音でにじみがなく静かな音になる。それをどう評価するかである。これは聴き方によっては、高域が物足りなくなって、エネルギー感が失われたと評価する人も出てくるだろう。
だが、これが世界のトップレベルが求め、作り、行おうとしていることだ。
これを日本のオーディオファイルはなんとするのだろう。大して高額でもない、きらびやかな音の変化でもない、しかしその音の変化はオーディオの本質をついているとしか思えないのだ。

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Comment
この記事へのコメント
こんばんは
ここに こういった書き込みしていいのか?大目にみてくださいね
クリフォード・ブラウンはマックス・ローチ+2と
ヘレン・メリルの2枚しかCDを持ってませんが
お勧めを教えてくださいなぁ~♪
あいも変わらずニア・フィールドで音楽を楽しんでる
私です(^_^.) CD購入は書評等も参考にしますが
私は コレが好き!って主張の方が間違いが少ないと感じます
本文と関係なくスミマセン<(_ _)>
2008/ 05/ 25 (日) 19: 14: 04 | URL | グレアムペンギン♂(あ〜さん) # .E1XRFKM[ 編集 ]
グレアムペンギン♂(あ〜さん)さんコメントありがとう御座います。
クリフォード・ブラウンの私の一押しは、クリフォード・ブラウン・ウイズ・ストリングスです。
その中でも、12曲目のスターダストの出音の響きが最高です。
思わず目を瞑り天を仰いでしまいます(笑)。
2008/ 05/ 26 (月) 18: 28: 55 | URL | AH!広島ショップ 畠山 # -[ 編集 ]
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2012/ 03/ 19 (月) 02: 41: 23 | | # [ 編集 ]
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