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AH!広島ショップ
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アンプとスピーカー(以下SP)の相性
2007年 01月 26日 (金) 00:07 | 編集
たとえばSPを1本決める。そこから出る音をとことん良くしていこうと試みる。
SPのもつポテンシャルを最大限に引き出そうと努力する。
インシュレーターをかます。ケーブルを換える。ルームチューニングを考える。電源トランス・コンデンサー・・・そして、アンプやプレイヤーを選ぶ。
でなければ、アンプを決める。それに合うSPを探す。

自らのオーディオのレベルを上げるのもその方が有効なのではという推論。
ひとつの装置に注目し、その音よしあしで他の装置・部品の性能を確認することが、自分の耳の鍛錬になる。

ひとつの装置の能力をとことん追求することで、その装置の特徴を理解していく。その装置の能力を引き出すということは、そのオーディオシステムを細部にわたり見つめるということでもある。セッティングをつめてゆくには極端な話、線一本、ネジ一本突き詰める。
そのことは、言い換えると、自分の好きな音を追求する過程でもある。

オーディオとは本来「音楽ありき」のものであろう。自分の好きな楽曲、楽器の音、人の声、それを表現するのがオーディオである。そしてたとえ同じ楽曲であっても、聴く人によって好みの音のなり方が違う。オーディオがいい音で鳴っているというのと、好きな音で鳴っているというのは、同じようで違う。

その装置の特徴を知り、自分の好きな音を知っているのなら、SPに合うアンプはおのずと見えてくるものだ。

AH!が展開するEL34とKT88。
その音の特徴は前述のとおりである。
ひとつのSPがあって、そのSPはEL34とKT88のどちらが相性がいいのだろうというのは、実のところどちらがいいとも言えないのだ。
自分の聞くソースをどういう音で鳴らしたいのか。温かいやわらかい音のEL34と力強くエネルギー感のあるKT88。同じSPでもアンプを変えると音の表情も変化する。その変化を楽しむのもまたオーディオの妙である。

自分がどういう音を求めるのか、迷ったり悩んだりしている人は、ぜひ私どもの店に足を運んでほしい。
何度も試聴においで頂きたい。
セッティングで音がどんなに変わっていくのか、ご自分の耳で確かめてほしい。ご自分のお好きなCDを携えて、そのCDがEL34とKT88でどう違って聴こえるのかぜひ確かめてください。
オーディオは最終的にはその音がいい・悪いではなく、好きか嫌いかである。

追伸
年末年始ご来店された方々
そのときと今の音は変わっています。私どもの装置も日々チューニングと試聴の日々です。
ぜひまた試聴にお越しください。
2つの真空管 その2
2007年 01月 14日 (日) 23:29 | 編集
AH!はEL34とKT88の2種類の真空管をもとにアンプを展開している。

前回、装置により音色が違うと言った。それは真空管についても言えることである。
世の中には様々な真空管があり、それぞれに個性のあることは周知のことだ。
ではAH!はなぜこの二種類を選択したのだろう。
それについての、私なりの考察。

真空管の交換は音質を変化させる手っ取り早い方法である。
真空管はその色をアンプに乗せる。

AH!のアンプはハイクォリティであると同時にコストパフォーマンスにも優れている。
それは真空管の選択にも表れている。
この二種類の真空管は比較的広く色々なメーカーが製作をしている。そのため入手が容易でグレードアップもしやすい。
AH!のアンプにはオートバイアス機能というものが付いている。これは文字通りバイアスを自動調整するものであるが、要するに新旧ばらばらの真空管でも、ペア管でなくても使用可能というのは、まったく驚きでありうれしいかぎりだ。

EL34とKT88はどちらが優れた真空管というものではないと考える。
それぞれに音楽的な特徴を持つ真空管だ。
端的に言うと前者は音楽性重視、後者はよりオーディオ的HiFi的と言えるだろうか。
EL34はまとまりのいい音で滑らかで潤いがある。弦楽器などの艶やかさを美しく表現する。心地のよい音を出す。フルレンジのシングルスピーカーやヨーロッパ系のスピーカーが合うだろう。音楽でいうならクラシック系、それも小編成のものや声楽などをやわらかく温かく奏でる。
KT88はエネルギッシュではじけた音を出す。一音一音が厚く、切れがよい。ドラムやトランペットが瞬間パーンと飛んでくる。明瞭度が高く瞬発力のある音がする。3wayやJBL,アルテックなどのスピーカーはKT88が旨くドライブする。ジャズやロック、オーケストラなどを鮮明に鳴らしきる。

聴く音楽で真空管を選び、装置やスピーカーを選択する、というのもオーディオの楽しみの一つではないだろうか。

次回はアンプやスピーカーとの組み合わせについて考えてみたい。
2つの真空管 その1
2007年 01月 06日 (土) 23:33 | 編集
なぜAH!は同レベルのアンプでEL34とKT88の2種類の真空管を使用しているのであろうか。
このことについて、いくつかの角度から考察をする。
2つの真空管には、当然違いがあるしその特徴がある。
だが、それについて語る前に、まずオーディオの“音色”について考える。

オーディオマニアはモニター的な音を好む傾向がある。
リアルな音、生に限りなく近い音を求めている。そのため音の色付けを排除しようとし、色のない音こそリアルな音だと考える。それがモニター的な音。
そして、中に入っているソースをリアルにしようとするとき、いらない音をつけないほうがいいというオーディオマニアは多い。
しかし、生に限りなく近いといえども、オーディオは所詮擬似音。

そこで、オーディオを一つの楽器になぞらえてみる。
そう、たとえばピアノ。
ベーゼンドルファーやスタインウェイ、名器といわれる楽器たち。
そこには“名器”以前にメーカーによる音色の違いが存在する。
それと同じように、オーディオにも“音色(ねいろ)”がある。
ピアノは調律を要する。音合わせをして初めて正しい音、美しい音を奏でる。
オーディオもまた“調律”が必要である。
付帯な音(おと)を取り除いてようやくその装置本来の音を出す。

「調律」と「楽器の音色」。本来はまるで別の次元の話だ。
しかし、オーディオマニアはそこを一緒くたに考えるから、おかしな話になるのである。

目の前のオーディオからリアルな音を求める。
求めるべき「リアル」さは、演奏の「リアル」でもあり、装置の「リアル」でもある。
オーディオは楽器であり、それぞれに音色(ねいろ)がある。
アンプしかり、プレイヤーしかり、スピーカーしかりだ。
さらに言うなら、レコードやCDにも録音された空気感といった音色(ねいろ)が存在する。

オーディオが擬似音である以上、色のない音はない。
大切なのは「調律」し「音色」を楽しむことである。
装置は音色をもち、聴くソフトもまた音色をもつ。

オーディオマニアはオーディオの「演奏家」であると同時に「調律師」であるべきだ。
以下はまるきり宣伝であるが、
「AH!のグッズ」と「ベリヒテン」はオーディオの調律にもってこいなのである。
それはまた後に語りたい。
あけましておめでとうございます
2007年 01月 02日 (火) 00:30 | 編集
新年明けましておめでとうございます。
今年はブログをこまめに更新しようと思います。
オーディオについて、
「こんなテーマでかいてほしい」
というリクエストなどありましたらお知らせ下さい。
皆様のオーディオライフが少しでも充実できるよう
お手伝いさせていただきたいと考えます。
本年も宜しくお願い致します。
視聴室リニューアル
2006年 12月 02日 (土) 19:58 | 編集
ただいま、我が視聴室をリニューアルしている。それに伴ってHPもリニューアルしようとしている。
そのため、ブログの更新も間があいてしまった。

先日、新たなスピーカー、ソナスファベールがとどいた。一般的な小さなソナスだ。
ソナスファベールはAH!のチーフエンジニアであるMarcel Croeseがモニター用として使っている。ソナスは弦楽器やボーカルは艶やかで良いが、エネルギー感がなく、少しぬるい音がする、と一般に評価されている。日本製のアンプであったり、マッキンやマランツのアンプで鳴らすと、このような現象になると考える。

プレイヤーはNT4000superb、アンプは来年発売予定のDialogue oneだ。
ソナスは音楽性、バランスは素晴らしいのだが、はじける音、スピードに欠ける。まず、これを良くしようと悪戦苦闘だった。ケーブルの交換・スピーカーの位置など、細かな調整を行う
そして、なんと言ってもベリヒテンを駆使しての防振清流対策である。
数日のエージングののち、細かく諸条件を変えていき、ようやく納得のいく音がではじめた。
それは、いままで聴いたことのないような、静かで力強い音だった。
アンプとプレイヤーとスピーカーの絶妙なバランスの上に奏でられる音。
「こんな音がこのCDに入っていたのか」という驚き。
どんなシステムでも聴いたことのない、滑らかさと気高さ。

私の中で重要なことは、装置の古い、新しいは関係なく、音楽がどう表現されるかである。
まず中域にエネルギーがあり、高域に変な癖がないものが、私の考える良い音の最低条件だ。
そして、その装置の持つポテンシャルを最大限に引き出すのが、セッティングの妙、ベリヒテンの役割である。
ベリヒテンが優れているのは、いらないものを足さないことだ。その整振・清流効果は何かで押さえつけて整えさせるのではなく、より自然でフラットな状態へ導く。それゆえにいくつ使っても、使えば使うほど効果が増す。

ソナスファベールははじめはバランスがとり辛く、量感が出すぎて低域が甘かった。ベリヒテンを使うことで繊細で滑らかに変わった。
短所を長所にする。欠点として捉えていたものをその装置の特徴として最大限に引き出す。
その結果、ソナスファベールは低域が締り、かなり低い低域も表現された。小さなスピーカーにもかかわらず、とてつもないスケールで鳴り出した。Marcel Croeseが使っているのが理解できる。

PrimaLuna DiaLogue について
2006年 11月 14日 (火) 12:59 | 編集
今月11月に発売される、雑誌「ステレオサウンド」にPrimaLuna DiaLogue についての広告が掲載される。
AH!が新たに世に送り出すアンプのシリーズだ。
PrimaLuna ProLogue の上位機種だが、これがかなり凄いことになっている。
ProLogueシリーズの延長線上に考えられるが、音楽性はさらに高められている。
より大きく、重く、外観も洗練されたものになった。

さらに豊かで美しい音を我々に提供してくれるという。
オーディオを楽しむというより、音楽を楽しむためのもの
純粋に、一枚のアルバムをじっくり聴きこみ味わうためのアンプに仕上がっている。
また、3極管から5極管への切り替えやヴォリュームもリモコン操作が可能となった。
日本での発売は来年、具体的には未定である。
期待はどこまでも高まる。
真空管クロック 試聴記 その6
2006年 11月 14日 (火) 12:48 | 編集
掲示板に真空管クロックとはAH! SuperTjoebClockのことであるか、とのご質問を頂いた。
問われて初めて気がついた。私はなんと勝手に書き綴っているのだろうと、反省しきりである。
ここで、いまさらながら、この製品について説明したい。
AH!Njoe Tjoeb 4000 CDプレイヤーはAH!のロングセラー商品。アナログ部を2本の真空管回路で構成し「最もアナログに近いCDプレイヤー」と世界に言わしめたプレイヤーである。
SuperTjoebClockは真空管でクロックを発振するユニットである。CDプレイヤーの元の発振器をこれに置き換えることでクリーンな波形を得られ、桁違いにジッターを改善する。すなわちCDの明瞭さと繊細さ、アナログの滑らかさと美しさを併せ持つことができるのである。
私は“クロックを”“真空管で”という驚きと敬意を持って“真空管クロック”(正確には真空管クロック付CDプレイヤー)とこれからも記載したい。
まあ、もっともTjoeb=Tube、すなわち真空管のことであるのだが…。
ではSuperを超とでも訳すか、というとそこはご愛嬌。
素晴らしすぎて、なんと接頭語につけていいのか見当がつかないのである(笑)。

しかし、この真空管クロック、極めてデリケートな深窓のご令嬢のようである。
その美しさを目の当たりにするまでに、なんと月日の要することか。
また、些細なことですぐご機嫌を損ねる。
「彼女のためならば…」とより美しい宝石を贈り(真空管のグレードアップ)、まとわる邪魔者を振り払った(berihtenによる振動清流対策)。
彼女は私が何を贈呈してもすぐ気に入ってくれることはない。
時間をかけてそれを吟味し、自分のものにしてゆくのだ。
そして私は、彼女に新しいドレスを贈った。(berihtenでのトップカバーの交換)。
彼女はこれをいたくお気に召したようで、その美声は美しさを極めたのである。

…と言った表現はオーバーにしても、この真空管クロックは調整に時間と手間がかかるのは確かである。微細で豊かな音を表現するので、調整しだいでどんどん音が変化をしてゆく。
わが店の真空管クロックはかなり落ち着いた音になった。
日々、細かな調整には余念がない。
UpSamplerをはめ込む接続の足の部分、ここははめ込みやすくするため少しゆるめになっている。そこを綿棒等で掃除をする。
Berihtenのトップカバーにより、さらに音が静かで厚みを増した。
まさに演奏者が目の前に現れたかのように、ひょっとすると小さなライブハウス以上のライブ感を表現しているのである。

追記だが、AH!は今後この真空管クロックをCDプレイヤーに標準装備する。
商品名はNT4000 Superbである。
真空管クロック試聴記 その5 
2006年 11月 06日 (月) 04:48 | 編集
昨日も3人の訪問者があった。
まず二人で来られた方は、3試聴室で順々に聞いて頂、喜んでもらえた。特に16Aホーンについては「以前聴いたものよりもいい音がする」と評価をいただいた。

次に訪れたのはオーディオ初心者。
この方は近日新しくご自分の店をオープンさせる。そのBGMにAH!の装置を検討しているのだ。
二度目の来訪であったが、真空管クロックの音を聴き
「前より音に厚みがでましたね」
と感想をいただいた。
プロローグシリーズ1~7についてはまだまだ悩みどころであるようだ。
訪問者の感想
2006年 11月 03日 (金) 23:58 | 編集
真空管クロックを取り付けて幾人かの人が我がショップを訪れた。
彼らは細かな音を聴きわける素晴らしい耳を持っている。
日々、オーディオシステムについて議論し、実践し、よりよい音を追求している。

O氏はジャズ好き・アナログレコード好きだ。
NT4000を持ちムラードの真空管をつけている。
彼にはUpSamplerを取り付ける前に聴いてもらった。
彼曰く、
「アナログともCDとも違う音がしている。低域が素晴らしく締まっていて、エネルギーと情報量が驚くほどでている。音にCDくさいところがない。アナログと比べると今までのCDプレイヤーは音が薄かった。レコードに例えるなら、オリジナルプレスと再発版以上の差を感じる。レコードでなくてもCDで十分かも…」

M氏は絵に描いたようなオーディオマニアである。
「今まで自分の装置では聴いたことのない音がする。ホルストの惑星、低音のドラムが鈍りがちだがまったく鈍らない。カーペンターズのヘレンの声の余韻感が素晴らしくきれいだ。リチャードのマスタリングがちゃちなものに聴こえる。音の細工が手にとるようにわかる。人の声が素晴らしい。思わず聞惚れる。」

I氏はミュージシャンだ。ギター・ドラム・ボーカルなんでもこなす。
またレコーディングエンジニアでもある。
「スタジオ録音がライブ録音のように聴こえる。マスターテープを超えた音になる。生演奏よりリアルになっている。まだ少し首を傾げたくなるところもある。おそらくもう少しするとおちつくのだろう。」


以上、簡単に感想をまとめた。


真空管クロック試聴記 その4
2006年 10月 31日 (火) 21:33 | 編集
真空管クロック付CDプレイヤーを聴き始めておよそ半月。
とにかくエージングに時間がかかり、なにか新たなことをするごとに音が安定するまでに数日を要する。

UpSamplerを取り付け、およそ100時間、その音のエネルギーとパワーに圧倒されはじめる。
この低域の量感も凄いが、低域のしまりは半端ではない。
これだけエネルギーと低域がでるとブーミーになり、部屋の影響を受けるはずだが、低域のしまりがよいとその影響を受けづらいことがわかった。
一音一音が明確に聴こえる。音に広がりと奥行きを感じる。
まさにスタジオ録音がライブ録音のように聴こえる。
マスターテープを超えた音だ!
そうしたとき、気がついた。
高域が割れている。
かすかなノイズが聴こえる。

システムの問題か、CDプレイヤーの問題か、それを確かめるべく他のシステムに移設することにした。
2つのシステムで試してみたが同様に高域の割れた音がした。
ということは、CDプレイヤーに問題があるとみられる。

他店では高域が割れるといった話はきかない。
うちとの違いはberihtenの有無である。
しかしberihtenはいらないものをそぎ落とすが、なにかつけたして音を変化させることはしない。
berihtenは使用することにより、装置が持っている本来のポテンシャルを限りなく引き出す。
そのため微妙な何かをリアルに表現しているのではないか

以前よりAH!のCDプレイヤーについて指摘されていた問題がある。
天板がチャチなのだ。
オリジナルの天板は薄くてたたくとひずみがある。
天板がハウリングしているのだ。(ただしかなり微細)
Berihtenはそれを拾って音を出してるのではないか。

しかし、本当に天板が原因のノイズなのであろうか。


以前から問題と考えいた天板を改良すべく、berihtenで天板を作成することにした。
この特注品がようやくできあがってきたので、それを取り付けることとした。
結果として、驚くべき改善効果があった。
もちろん高域の割れは消失した。
さらにエネルギーに溢れ、高域は静かになり、低域はしまりを増す。
だが、まだバーイン中であるのも明確になった。
圧縮された、今までにないきつい音がしている。

しかし、もう確信はある。
長いバーインのあとには、今まで聴いたことのないようなHiFiの世界になっているのだ。


次回はAH!広島ショップに訪れた3名の真空管クロック試聴談を取り上げる。
真空管クロック試聴記 その3  UpSampler顛末
2006年 10月 27日 (金) 00:10 | 編集
真空管クロックを鳴らし始めて4日。
そろそろバーインされてきたかと新品のUpSampler(以下US)の取り付けにかかる。
しかし、装着後愕然。
高域がきつい。ピアノが沈む。パーカッションが耳につく。ベースがもたつく。
ばらばらに聴こえてくる。
思わず、音を止める。

新品が悪いのかと使いなじんだUSを取り付けてみる。
先ほどではないにしろ、何かバランスの悪さを感じる。
US付の方が音は明確になり、エネルギーがあるのだが、それがかえってきつく聴こえるのだ。

いったんUSをはずしてみた。
そうするとバランスのとれた音楽が戻ってきた。
中域が存分に聴こえる。ベースの音も響いてきた。
だがやはり何か弱い。一音一音に物足りなさを感じるのである。

USはないほうがいいのか。しかし、USがあるほうが音に力強さは出る。
この時点でまだ音が変化の途中であることもあり、USなしで暫く聴く。

それから3日後、音が大分落ち着いてきたので、再び新品のUSを取り付ける。
驚愕。
前回US付けたときとはまったく違う。
というよりCDプレイヤーそのものがまったく別のものになった印象だ。
低域がしまり、高域はあくまで自然でどこまでもきれいに伸びる。
CDのきつさがまったくない。
アナログレコード以上に自然で厚みがあり、えもいわれぬリアル感が現れる。
生演奏以上に生々しいとはこのことである。
ある意味、オーディオが生の音を超えた瞬間に思えた。
音楽が素晴らしく楽しい。
昔、音の悪いCDだと思っていたCDも、素晴らしい演奏に聴こえる。
これほどの高域のエネルギー感と低域のしまりは、いまだかつて耳にしたことがなかった。
CDプレィヤーがスピーカーとアンプを凌駕すると感じた。

このことから考えられるのは、真空管クロックのバーインがすむまではかなりの時間を要する、ということだ。
少なくとも300時間、あるいはそれ以上かかるのではないか。

Berihtenを使用することで音質は向上したが、結局のところバーインはすんでおらず、音は日々変化をした。
USをつけることでそれが明確になった。
USをつけさらに時間を置くことが必要なのだ。

だが、また新たな問題点が発生した…
真空管クロック試聴記 その2
2006年 10月 19日 (木) 14:53 | 編集
バーイン2日目 いわゆるもっとも音の悪い時期。
前夜は8時間鳴らしっぱなしだった。
朝からおもむろに試聴。やはり音がよくない。音に奥行きがない。
どうにもまとわりつくような感じだ。
しばらく聴いているが、「バーイン終了待てない」
どうにもたまらずチューニング開始。

トップカバーを外す。
まずは真空管の交換。ついているものも決して悪いものではない。しかし音質を高めるのに真空管の交換は何よりも手軽で確実。
使ったのはTESLA E88 CC。これが自然で音楽性が高い。
このTESLA真空管はマニア間には周知のもので、人気も高い東ドイツ品である。
次に電源コードの交換。AC DIRECT KB8。更なる音質の高まりを期待。
そして、AH!広島ショップの真骨頂。berihtenでの調整だ。
内部ケーブルをこれに通すことで抜群の整流効果を発揮する。
さらにねじを交換。オリジナルは鉄製、これだと磁場を発生しかねないのだ。
なので、鉄製ねじを排除するだけでも音が変化する。


そして再び試聴。
ああ、どうだ、この変化!
バーインを一気に飛び越した。
ロック・ジャズ・クラシック、何を聴いても生々しい。
まるい音、強い音、やさしい音がそのまま耳に届く。
潤いのある豊かな音。こんな音は初めてだ!怖いくらい素晴らしい。

このCDプレイヤーはプロローグ3/5と同じにおいがしている。
3/5も厄介な装置で、そのままおくだけではとてもきつい音がして、ちっとも素直に鳴ってくれない。だがセッティング次第で素晴らしい音を出す。
おそらくAH!はコストパフォーマンスを図るため、外装やねじ等削れるところはそぎ落としてある。それらは装置を無防備にし、付帯音をより付帯させやすくしている。
ゆえに、AH!にセッティングは欠かせないのだ。
そしてberihten
一見なんでもない金属はAH!のもつ問題点を実に簡単に解決してしまう。

この真空管クロックも多くの問題を抱えている。
そのまま繋いだだけでは問題点が見えることもある。
だが、私は言い切る自信がある。
「真空管クロックは沈んだ音がする? 
それはあなたのセッティングに問題があるんですよ!」

さて、これからまだまだエイジングが進むと、一体どんな変化をもたらすのだろうか…

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真空管の交換

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オリジナルはドライバーの磁石にくっつく

20061019114512.jpg

ねじを交換


20061019114431.jpg

berihten(ケーブルスタビライザー)の装着
真空管クロック試聴記 その1
2006年 10月 18日 (水) 14:53 | 編集
昨日、待ちに待った真空管クロック付CDプレイヤーが届いた。
早速、試聴。
まずはともかく届いたままの状態で鳴らす。
システムは、プロローグ1+ジェンセンのフルレンジ。
うちではもっともシンプルなシステムだ。

その出てきた音はというと・・・
音は透明感が出て静かになった。細かな音までよく聴こえる。ナチュラルで音のつながりが素晴らしい。ヴォリュームをあげてもうるさく感じない。
あまりにも音が生々しく、奇麗すぎて、やや物足りなさも感じつつあった。

しかし、鳴らし続けて3時間、音は劇的に変化した。
今までのCDプレイヤーとは違う、アナログレコードとも違う、まったく新しい音楽再生装置。
サウンドステージが広がっている。
演奏者、歌い手の息遣いすら聴こえてくる。
低域がしまっている。中域も厚みがある。
けれども、音はまったくかぶっていない。その余韻感が心地いい。
CDにここまでの音が入っていたのか…、と思わず聴き入る。

だが、まだまだだ。
このプレイヤーのポテンシャルを最大限に引き出すには、調整は欠かせない。
真空管・ケーブル、システムのセッティングなどなど、
手を入れるべきところは枚挙にいとまがない。
AH!は小憎らしい。常に我らを試している。
「このプレイヤーからどんな音がきこえるかい?ちゃんと鳴らせることが君にできるかい?」

20061018145013.png


真空管クロックの基盤に
製作者の名前が印字されている 
(小さくて見えにくいが…)
まさに自信の表れ!


2006年 10月 17日 (火) 11:50 | 編集
新型真空管クロックがついに付きました。
これから試聴です。
まずノーマルで和室プロローグ1とジェンセンで聴きます。
バーインまで3日はかかるそうなので、ゆっくり評価します。
2006年 10月 16日 (月) 11:44 | 編集


真空管クロックです。


今週中には聞けます。

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